江守 巧 氏
テーマ「医者が専門の病気になって」
医療法人社団健巧会
江守クリニック 院長
金沢市西市倫理法人会幹事
ユーモアあるれる先生であるとの紹介を受け登壇された江守氏は
さっそく写真に写っている花器の紹介を頭をかきかきされるという笑いから始まりました。
ニューヨークタイムスから転載した画像を用いながら東日本大震災の報道されない部分や
インディペンデンス誌に初めて日本語が登場し、
その言葉が「がんばれ日本」であったことを紹介され
最近の話題について感想をお話しいただきました。
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テーマにある病気については、ご自身の職業である医師としても
釣りが趣味で太公望としてもご活躍される一方
ご自身がメタボリックシンドロームであったがために
50歳で俗に言う脳梗塞になられてからこれまでの経過や
ご家族とリハビリテーションのことなど詳細に振り返るとともに
ご自身の体験をもとに病気にならない生活についてご教示いただきました。
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また、これまで支えていただいた奥さまへの感謝の気持ちが随所に現れ
奥さまも合いの手を入れるなど仲むつまじいご夫妻の姿が印象的でした。
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メタボを克服するには「晩ごはんを減らす」。
これが一番頭に残ったことです。
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会場にはメタボ気味の方もちらほら見られ、江守先生の健康セミナーとしても有意義でした。
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これからのご活躍をお祈りしています。
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文:中浦政克
【只今修復中の茅葺庵の前で・・】
安原信治 氏
株式会社ハルテリベイマ 代表取締役
テーマ「地域活性化の為、復興の為、自分にできること」
会社のハルテリベイマはインド語を組み合わせた造語で「地元を愛し尊重する」と言う意味。
田舎暮らしがいやで高校卒業と同時に大阪の大学へ進学したが、いま振り返ってみると都会暮らしの憧れが強いだけで、田舎が嫌いなわけではなかったことに気づく。
能登半島地震がきっかけとなり、故郷の将来に危機感をもった。そして、会社を辞め能登のために頑張ろうと決心し、ぞれまでの仕事でも関わったITを活かしたオンラインショッピングを始めるが、初年度は生活ができるほどにはならなかった。
大手の会社勤めをしていた頃、転勤で全国の主要都市を転々としたが、能登の食に勝るところはなかった。大阪で暮らしていた時、スーパーで買った鯛の刺身を食べて吐いた事があった。店に苦情を寄せると、都会では一般的な刺身の鮮度であることが判明し、自分の故郷の食に改めて敬意と想いを寄せることとなる。
そこで、能登の美味しい素材を紹介することを生業とすれば、能登に貢献できるとの思いからオンラインショッピングを始めたが、売り上げが伸びずに居酒屋等を訪問し営業も行った。
努力の甲斐あってオンラインショッピングが軌道に乗った頃、門前の総持寺通りで「ランドマークカフェ」を開業した。ライトイタリアンのお店に行列ができることを夢見て開業し、今では地域の方々の憩いの場になっている。
地域の人どうしがおもてなしの姿勢がなければ観光客を迎えたり、地域の素材を紹介したり、本当のおもてなしができないのではないかと思う。
また、東日本大震災では大切な友人も被災してる。4年前の能登半島地震のこともあり、自分のできる精一杯の支援をさせていただいている。
さいごにサラリーマン時代はM&Aの業務に携わったことから会社の価値は社長の姿勢であったり、社員であったり、組織力であったり、アフターサービスであったりと様々な要素が商品となっていると感じた。そんな経験もあり、朝夕は鏡に向かって自分に問いかける。その日の評価は顔に現れる。良い顔でいられる自分であるよう、さらに器を磨いていきたい。
文:中浦政克
片山孝志氏
小矢部市準倫理法人会会長
富山県普及拡大委員長
片山工業株式会社代表取締役社長
テーマ:師から学んだ心磨き
◆詩人 坂村真民先生からの学び
「念ずれば花ひらく」
「念」の字は、今の心であり、思うこと、思っているだけでなく行動してこそ花が開く
「掛けた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め」
カンボジアの明日を想いカンボジアでは学校を建てた。学校という教育の場から人が集まり自分たちの力で行動して政治をしていけられるように。
またこのボランティアも、してやったという思いではだめしてやったという思いでは続かない。
自分が喜ぶことである
トイレがきれいだと人が集まり。トイレが汚いと人が寄り付かない。その汚れを自分から率先してきれいにすることで心も共に磨かれる
行動して共に自分も変わっていく事の楽しさ
◆はがき道 坂田道信先生からの学び
出会いに感謝し、名刺をいただいたら必ずその日にハガキでお返しすることでまた再び出会える事が出来る。そしてその行動がおおくのご縁になる。
片山孝志会長の笑顔と実践力に感動した素晴らしい朝でした
文:高 秀壱
佐藤禮子氏
YSK3(ワイエスケーキューブ)代表 豊かな自然と健康を考える会
金沢市西倫理法人会会員
テーマ:自分の命を探ねてみる その三
目には見えぬ、されどおわします。
奥能登に伝わる「あえのこと」は、目の見えない夫婦の田の神を迎え入れ、目に見えないことを信じ奉ることを代々受け継いできたもてなす(感謝する)奇祭であり、能登がいかに精神性高い地域であることを窺い知ることができます。
このたび、世界農業遺産として認定されましたが、21世紀は目に見えないことが尊重される時代であり、心を研ぎ澄ませなければ見えてこない潜在意識を働かせることが大切で、奥能登のモーニングセミナーは発信地になるのではと感じています。
遺伝子を解明すると人の細胞は120歳まで生きられることが証明され、還暦とは人生の折り返し地点であることを知った佐藤禮子さんは、60歳(還暦)を過ぎてから金沢大学、大学院へと進み、看護学の博士号を取得されました。
イマジネーション(想像力)によりできた産物が飛行機であり、ピラミッドである。イマジネーションを使えば何処にでも行くことができる。
これからの人生で自分の役割を果たして生きたいし、目に見えるものだけに躍らされるのではなく、イマジネーションにスイッチオンにして潜在意識の中での祈り、目には見えないいのちの素晴らしさをお伝えしたい、と話されました。
佐藤先生の自愛に満ち溢れた温かな眼差しと奥深い洞察力を兼ね備えた豊かな人間性溢れるお話に触れ、人は何の為に生きるのか、何処に向かって生きるのかを改めて自分自身に問いかける朝となりました。
文:高名由美子
前夜の交流会には、佐藤先生・山中相談役・中国人の蘇さん(揚琴奏者)や奥能登会員有志に加えて、輪島市内の看護師さん数名が能登の医療の未来について熱く語り合いました。