ブログ引っ越しのお知らせ

長らくご覧いただきました奥能登倫理法人会のブログですが
石川県倫理法人会のオフィシャルブログとの整合を図るため
下記の通り再編いたしましたのでお知らせいたします。

  • 従来のセミナー予告、報告に関しましては

公式情報としては、石川県倫理法人会のホームページから
奥能登倫理法人会の活動報ページでご覧いただけます。


  • さらに、奥能登倫理法人会の会員の紹介や活動記録、仲間たちの横顔は

奥能登は希望の太陽であるでご覧いただくことができます。



これからも奥能登倫理法人会は元気に活動してまいりますので
どうぞ楽しんでブログをご覧くださいね。



能登倫理法人会
会長 高野憲治

会員募集中!

能登倫理法人会は、元気な職場づくりを通じて地域社会の発展に貢献する仲間が集う団体です。
自己の革新をはかりながら、共尊共生の精神に則った健全な繁栄をもって、ポジティブなエネルギーがあふれる奥能登づくりを目指しています。
石川県で1000社、日本で50000社の会員を擁する倫理法人会のネットワークは、経営に役立つ様々な勉強と交流の機会を提供しています。
そんな多くの仲間たちと共に学ぶ第一歩が経営者モーニングセミナーです。
毎回多様な講師を招き、聴講とともに朝食会を行いながら情報を交換していますので、どうぞ参加してみてください。
茅葺庵・三井の里で皆さんをお待ちしております。

小幡謙二 氏

ダウンタウンアミューズメント有限会社 代表取締役/石川県倫理法人会普及拡大委員長
テーマ「能登への想い」


すっかり暑さもピークを過ぎ、秋の気配を感じるようになってきた8月の最終日。
9月に年度替わりをする倫理法人会
そのほんっとに年度の最終日に講師としてお招きしたのが「小幡 謙二氏」です。

我々、奥能登倫理法人会にあっては会の立ち上げに本当にご尽力された方であります。
小幡さんがいなければ存在しなかった!と言い切れるくらいの活躍と思います。
また、普及拡大を生涯のライフワークとされており、その熱意が時として疎ましく感じた頃も
実際に私の中ではありました(笑) その位に一生懸命に活動されてました。

石川県の中で、その普及拡大委員長という激務をなんと5年間!全力でやり通してこられ、
その任期の最終日にこの奥能登のMSで講話をされる。
なんともドラマティック! なんともファンタスティック!


全国のMSに顔を出し、その地でもまたいろんな方に倫理を説き、入会を促し・・・。
講話の最中にその時の事を思い出されたのか涙ぐむ場面もありました。
一生懸命にやってきたからこその「思い出し涙」なんだろぉなぁ・・・と思いながら小幡さんの
講話を聴講しておりました。もらい泣きしそぉになりました。
しかし、任期は終わっても「ライフワーク」なので普及の熱はまだまだ冷めないんだろぉなぁとも思いました。

一応、任期満了でお疲れ様と言いますけれど、まだまだ頑張って頂きたいと切に願います。
本当にありがとうございました。

文:高野憲治

【今日の朝ごはん】

内山昌紀 氏

山一産協株式会社 専務取締役/浦安市倫理法人会 会長
テーマ「倫理の正体」

3人兄弟の末っ子として生まれた幼少の頃、両親が離婚し母に引き取られ親戚を転々として育ってこられたとのこと。

父親は49歳で亡くなり、相続について一年間の係争をするが、莫大な相続税の延滞金を請求されたことに始まり、遺産で手にした自宅が母親の借金により売却して借金返済に充てたことなど波乱万丈な人生のプロフィールをお話しいただきました。

小さなころから様々なアルバイトをしてきて、中学生の頃からツーリングクラブに所属し悪態をついた一方で、家族の暖かみを感じることが少なかった人生を振り返って、自らは常に良い父親をイメージしながら生活されているとのことでした。

7年前に倫理法人会に入会したのも叔母である社長の勧め。最初は反発しましたが、倫理の勉強を進めることで、変えられないとする自分の過去も現在に必要な過去だったと前向きにとらえることができるようになった。その過程では、叔母が父親代わりになって教えてくれること、良い恩人に出合ったことなど、様々な経験を通して出会いの大切さを感じておられるとこのことでした。

若いリーダーらしく、爽やかに力強い講話でした。

文:中浦政克

【今日の朝ごはん】

三好雅典 氏

社団法人 倫理研究所 参与
テーマ:「壁を破る」

会長挨拶 高野憲治会長

高野会長挨拶では、北国新聞朝刊の記事より輪島で100年前に8mの津波があったことをとりあげていました。それを聞いて志賀原発は大丈夫?と皆さん思われたと思います。
今回の東日本大震災もまだ収束していませんが、我々奥能登の人々にとっても災害は身近
なことであり、常に意識しておかなければならないことだと思いました。

今回の講話者は倫理研究所参与の三好雅典氏、テーマは「壁をやぶる」でした。
殻をやぶるというテーマは聞いたことがありますが、殻ではなく壁です。
経営者セミナーということで、ここでいう壁(苦難)とは、経営上の壁、つまり経営資源の上に生じてくるさまざまな問題についてでした。
経営資源とは、人、物、金とは一般的に言われていますが、さらには経営者や従業員の家族の問題、健康の問題、心の在り方が重要とのことでした。
従業員は経営者(社長)の後姿を見ている、経営危機は経営者の性格や生活姿勢に忍び寄る(クリーピング・クライシス)と言われてドキッとした人もいたと思います。
経営者の姿勢が従業員に伝染し、お客様への接客態度→クレーム→会社の評判の低下→
経営危機になるということで、一人の従業員の態度に始まったことでも(さざ波のようなもの)まとまれば大きな波となって会社を襲うようなことになってしまうという認識を経営者は持っていなければなりません。
他にも挨拶の重要性、心の有り様(やる気)、立場の自覚、目的意識などについて話されていましたが、経営者にとっては改めて気づきになる内容でした。
ところで、三好さんは熊本出身で現在東京在住のマンション生活なのだそうですが、朝一で茅葺庵に来られて、建物の造りに感心されている様子でした、県外から来られる講話者の方は皆さんそんな感じです。我々奥能登人が当たり前のように思っている自然や風土の良さもこういった方々を見ることによって改めて気付かされる思いがしました。

文:大谷内秀樹




【今日の朝ごはん】

中村悦子 氏

市立輪島病院栄養サポート室専従主任看護師
能登倫理法人会会員
テーマ「災害支援活動を通して見えてきたこと」





今回は、東日本大震災における支援活動のお話しをしていただきました。

まず、ご自身の勤務される輪島病院のご紹介をいただき、地方年では医師不足と言われている状況と同じく、輪島病院でも20年前に24名いた医師が12名まで減ってしまったことや100名以上の待機患者さんがいる現状を聞かせていただきました。さらに、平成16年からNST(栄養サポートチーム)稼働施設に認定されたことを機に、今のお仕事の広がりができたようです。

また、東日本大震災の支援活動は能登半島地震の経験が活かされていることを具体的な画像などを用いてご説明いただきました。

東日本大震災の支援活動は、看護師として参加しているキャンナス(訪問ボランティアナースの会)を通じて行い、被災地に向かう前にナイチンゲールの著書「看護の覚え書」を看護師のバイブルとして読んで石巻市南三陸町気仙沼市での寝袋生活の支援活動と状況、現地での出会いについて、感極まる表情になられる場面もありました。

3回の現地訪問を経て、看護においては日頃のコミュニケーションやアセスメントの情報が緊急時においては不可欠であるとの教訓をお話しになられ、さらに、数日間留守にした職場の方々へのフィードバックとして現地の看護師先生を招いて症例検討会を行うことになったそうです。

あわせて、気仙沼での立ち上げが困難だと思われていたNSTですが、立ち上げ準備にかなるとの知らせを受け、経験を活かして支援を依頼されていると事です。

それぞれが、専門分野を活かして支援活動に携わること、さらに専門の知識を押し付けずに普通に接することの大切さを知らせてくれた、中村悦子さんの講話でした。

【今日の朝ごはん】