松下浩一 氏



講 師    白山市立光陽小学校教諭 松下 浩一様
テーマ   「光る言葉と感化力」

職員室の雰囲気で学校がわかる!若い先生からベテランの先生、中堅どころの年齢層が抜け落ちているため、コミニュケーショが取れない職員室の中で、どう若い先生をサポートするか、ベテランの先生のノウハウをどう伝えるか、声をかけるか、そのパイプ役を若い人が好きだから声を掛けてるそうです。

≪今の小学生の特徴≫
1. 当たり前のことが出来ない:落ちているものを拾わないとか当たり前のことが当たり前に出来ない
2. 自己優先:何事も自分本位、自分のことが最優先。人を思いやれない。
3. 一人一人がガラスの王子様:人の良さを見習おうとしない、俺は俺という居直り。そしてくじけやすいので、叱り方が難しく、言葉を慎重に選ばなければならない。
4. 言葉が単語:場をわきまえた言葉使いが出来ない。文章として言葉をつなげられない。
5. 多忙な毎日:習い事などが多く余裕の時間がないため、(親の期待が過大、我が子しか見えていない。)友達付き合いが出来ない。すぐキレる。

このような、バラバラな子供たちと向き合っていくには、九つ誉めて、一つ叱る。目標を明確にして、少しでも出来たら誉めて、一つのことを皆で取り組み、やり遂げさせる。やれば出来ることを体験でわからせる。とにかく成功体験を味わわせる。やれば出来ること、人に触れ合い、人に感謝する心を忘れない、人と人がつながっていく言葉を発する。そしてその言葉を音楽として聞いていくだけでも子供たちは変わっていくそうです。 子供達だけでなく、われわれ大人も間違ったことをしている現状ではないでしょうか?大人達が間違いに気付き、変わっていかなければ、子供たちが変われるはずがないのではないでしょうか、「子は親の鏡」反省も含めて強く感じさせられました。
井川 國雄

【今日の朝ごはん】