有坂宏一 氏

【朝の挨拶 尾戸大介幹事】

【会長挨拶 中浦政克会長】

先週、舳倉島へ渡ったイタリア人のフォスコ・マライーニさんのお話でしたが、舳倉島は、家内と初めてデートした所でもあり街中の騒々しさもなく、お互いを見つめ合うには絶好の場所であり、お蔭さまで、現在はふたりの男の子とひとりの女の子の子宝に恵まれ、幸せな家庭を築いています。
街や地域を形成しているのは集中の魅力(生活できる商店や道路など)と分散の魅力(心がホッとできるような田園風景や海の風景などの空間)が常に対比しながら融合しています。
倫理法人会では、8月が年度末になり、9月から新役員でスタートすることになりますが、役員は「喜んでお世話をすること」をモットーに活動していますが、組織は大きくても小さくてもお世話役がやらなくてはならない作業をしっかりすることが必要です心の経営を学ぶことにより、仕事の上でも日常生活のおいても一番信頼おける人とは、「約束事を破らない」ということを実践することだと思います。
役員として是非お願いしたいことは、『すぐに返事をしましょう』という紀風をこの会に全体に作り上げることだと思います。
出欠の返事にも運営の都合上事前にお知らせいただくと助かりますので、役員の約束として是非とも守っていただきたいと願っています。

【会員スピーチ 関軒秀行 氏】 七尾市倫理法人会副会長

「万人幸福の栞」の中に「今日は最良の一日・・」という項目がありますが、妻にいつも目覚まし時計をセットしてもらい、今朝も4時半に起きてモーニングセミナーに参加させていただくことができました。今朝、妻へ感謝の思いをメールしておきましたので、今頃読んでいるのではないかと思います。職場でも家庭でも、普段の何気ない事にも感謝できる人こそがほんとうは幸せな人だと思います。感謝する心をもっている人に不幸な人はいないとも感じています。

【講話 有坂宏一 氏】 社団法人倫理研究所 法人局 普及事業部 主事 東海・北陸方面長

本日は、純粋倫理についてお話をしようと思いますが、学校で学ぶ倫理道徳との違いについても少しお話したいと思います。
「万人幸福の栞」の道理と幸福P134にあるよう、心のありようは目で確認することができませんが、心配しながら、結果を予想しながら、事に当たると必ず結果がよくない。『ただ喜んで全力を尽くす。』という自然な、純粋なまざり気のない、明るい、・・が健康にはなくてはならぬ心持ちであり、道義と幸福、道義と健康が因果関係にあります。
純粋倫理を学ぶことは、心の生活法則を学ぶことであり、生まれた時は、純粋で清らかな心であり、年を重ねると経験を重ねることで固執したり対面を気にしたり意地を張ることもありますが、心を磨き高めていく為に、家庭や夫婦、環境や境遇、健康面など様々な苦難が身に降りかかってくることもあります。
私は、生まれつきの持病があり、子供の頃には年に一度病院に通っていましたが、少し体力がついてきた頃に手術することになりました。こわいなあ。と思いましたが、しぶしぶ決意しました。
両親は理髪店を営んでいましたが、入院の日は臨時休業をして、両親が病院へ連れて行ってくれましたが、入院中は母と叔母がお見舞いに来てくれましたが、父親は一度も来てくれなかったので、冷たい父親だと思っていました。後日、叔母が私の気持ちを察して、入院した息子を病院に残して両親は電車に乗って家に帰ろうと思ったがどうしても涙が止まらず、3時間もかけて家まで歩いて帰ったことを話してくれ、あなたも辛いかもしれないが、両親もどんなに辛い思いをしているだろう。ということを知らされました。
言葉は言霊であり、真実を伝えられ、今まで自分の思いは間違いだったことに気づき、自分に何かできないだろうかと思い、母が枕元に置いてくれた「万人幸福の栞」を読んで心を鎮めようとしました。
P98にあるように、「希望は心の太陽である」の箇所を退院までの2週間、何度も読み返しました。
退院して家に帰ると、父親は「おかえり」とで迎えてくれ、そして「食べたいものは何か?」と尋ねられ、あの時、三人で食べたラーメンの味は今も忘れることができません。
両親は自分自身を大切に支えてくれている、人の支えによって自分は生かされているのだ、また、食事も自然の恵みによりいただいている、多くの人の愛情の元、内に秘められた力、親、祖先の命を繋いで自分があり、生きる力が湧いているのだと知らされました。
そして、内在する力を発現するには、感を働かせることが大切で、3C(チャンス・チェンジ・チャレンジ)一歩踏み出す行動力が大切だと思います。3D(どうせ、でも、だって)は使わないで、3Cに心掛けましょう。
心のありようを行動に表すことにより、自ら一歩を踏み出す時、どんなことにも感謝する心を持つことが大切だと思います。

【今日の朝ごはん】