記州秀幸 氏

有限会社花座/金沢大学認定里山マイスター第一期卒業生
テーマ「能登におけるサカキ産地化への挑戦」





記州さんは能登における地元能登ならではの特産化を推し進めるべく、能登の山々をくまなく調査したところ、能登にはごく自然に山で自生しているヒサカキがその他の地区より多いことに気付き、何とか産地化にならないかと、日々挑戦し続けている若者であります。

 現在、サカキの流通は、海外(中国)からの輸入が圧倒的多数の現状で、何故自分たちの身近な山に自生しているサカキを使わないのか疑問に思い、そしてそれは流通が悪いから使わないということに気付かれたそうです。
そこで、産地化に向けて、この作業は、�軽作業であって高齢者向き�通年出荷可能�休耕田の利活用に繋がる。また先進地である静岡県の、栽培地を視察し、研究、勉強を重ね、現在能登地区に珠洲市能登町穴水町と数カ所産地化に向けての取り組みが進められています。
市場からの要望として、�サカキの水揚げの徹底�出荷量の安定(毎週決まった量の出荷)が確保できれば欲しいと言われるお客様は沢山いるし、出荷をすれば必ず売れる商品であり、このデフレの時代に必ず売れる商品はそうざらにある物ではないと思います。

能登におけるサカキの産地化、ブランド化を目指して日々努力をしておられる、能登にとっては、実に頼もしい、いい男記州秀幸さんでした。

文:井川國雄


【今日の朝ごはん】
すみません(>_<)
今日の朝ごはん、美味しそうで、お腹がすいて
ついつい写真を撮る前に食べてしましました<(_ _)>
鮭フライとけんちんに牛蒡のたたきと付けあわせ。
里芋と菜っ葉の粕汁、お漬物に白ごはんでした。