山中美英子氏




講 師:  石川県倫理法人会女性委員長
       金沢市西倫理法人会相談役
     (有)エスエスディー代表取締役
テーマ: 私の生き方
身心の健康を願い、ヨガや太極拳、整体師、運動療法士など様々なインストラクターを養成し、就職先も斡旋する会社経営者として、また、石川県で初の女性会長として金沢市西倫理法人会を束ねてこられた山中美英子さんは、「人から、明るいとしか言われない」と屈託のない笑顔で豪快に笑い飛ばしながらも、これまでは本能のままに生きてきたが、倫理との出逢いにより、この世に生を受けてどうやってこの世を去るかを真剣に考えながら、自分の足りない所を補えるように自分自身を見つめるようになりました。と・・。

笑いの中にも涙あり、「親孝行」の在り方について、ご自身の体験を踏まえた中で、経営者としての厳しい立場や親子の情愛など日常の複雑な人間関係もすべて人格形成の為の学びであると、お母さんの介護をされる社員さんの辛い状況をなかなか受け止められずにお互いに苦しんでこられたことを時折目頭を押さえながら赤裸々にお話しいただきました。

それまでは、一枚の葉っぱだけを見ていたような視野の狭い自分がありましたが、葉には幹や根基があり木があり、木が集まると林や森があり、国になっていることにも気づかせていただきました。

入会当初は、セミナーでとてもいいお話を聴いた・・とただ満足していましたが、副会長職をいただいて皆と和すことをいつも念頭に置きながら学んでいました。

いよいよ会長職をお引き受けしてからが私のほんとうの勉強の場であり、実践の場で、普及拡大についても高い目標を定め、「やると決めたらぶれずにやる!」と宣言し、「山中会長を男にしよう」と、澁谷武志副会長の掛け声の元、周りの役員さんに支えられて、スペシャルモーニングセミナー日本一の目標に向かって役員一丸となり北陸三県を廻り、今年4月には1000社を超える出席者数で日本一の目標を達成しました。
普及拡大目標も、会員数150社の県内一高い目標も難なくクリアし、恐るべし、金沢市西倫理法人会!の名を県内に轟かせ、いよいよ男になった山中会長は、8月に愛でたく会長職を終え、「『万障我師』 いろいろな人のおかげで、自分らしく生きることを学ばせていただいています。」と9月からは元の麗しい女性に戻り、石川県倫理法人会女性委員長として、また金沢市西倫理法人会相談役として笑顔で周囲を明るく照らしておられます。
山中美英子相談役の今後益々のご活躍をお祈りいたしております。

文:高名由美子

【今日の朝ごはん】