上田信江 氏

テーマ 「出会いに感謝 〜農業ってこんなにすばらしい〜」

なんと以外なことに上田さんは田舎や農家が大嫌いだったそぉでありまして・・・
それがまた何故、現在の農家のすばらしさを語るまでに至るのか???

嫌いだった理由は4つあるそぅで・・・
  ①見た目  ②儲からない  ③休みがない  ④頭が・・・とまぁ、こんなイメージで。

そこで大転機が!
今の旦那さんと初対面の時の印象が最高だったとか!
農業に対する「夢」を大きく語る姿に感動し、
「この人と農業をするのは楽しいかも?!」と結婚を即決!(スゴイです!)

☆信江さんは持ち前の「チャレンジ精神」で上田家の農業の仕事の「改革」に乗り出した!
  ・「見かけが悪い」なら「見かけを良く」 ・・・ 化粧をし、きれいな服でおしゃれをして畑仕事に出て
  ・「儲からない」なら「儲かるように」 ・・・ 軽トラックで「振り売り(移動販売)」に出て
  ・「休みが無い」なら「休みを作り」 ・・・ 月に2日の休日を作り
などなど・・・ご近所からは「変わった嫁さんが来たなぁ〜」という印象だったそぅで。(笑)

☆「百姓」とは「百の勉強が必要」な仕事である。農業ほど勉強が必要な仕事は無い。
   ・・・天気が気になり気象の勉強、販売の為の接客の勉強、ビニールハウスの為の建築・土木の勉強、
     ハウスを温かく保つための電気の勉強。。。などなど
  
☆数年前に病気をして、いろんなことに『感謝』が出来るようになりました。
  見舞いに来てくれる人、注文の電話をかけてくれる人、他所でも売っているのに自分を頼ってくれる人・・・。

☆農業は『アート』である!
  先日、旦那さんがキレイに並んでいる苗や花が咲いている自分の畑に見とれていた!そぅです(笑)
  現在、息子さんはトマト作りに夢中らしい。(どぉしたら甘くて美味いトマトが出来るのか?と。)

☆なにも、「人と人との出会いだけが出会いではない」
   物とも出会い、病気とも出会いなんだと全ての出会いに感謝しているそぅです。

☆「私は風船である」 ・・・ 旦那と息子がその風船のヒモを引っ張ってくれている。
                ヒモから手を離すと、どこへ飛んでいくかわからない(笑)

☆この上田信江さんの大奮闘で、結婚当初「5棟」だったハウスが現在は「25棟」にまで拡大しているそぅです。
  しかしこれ以上増やすと「満足のいく野菜の味」が保てないとのこだわりで増やすつもりは無いらしいです。

以上、ものすごく楽しそうに約40分間のスピーチを頂戴いたしました。
農業が楽しくて仕方が無い、という気持ちがすごく伝わってくるお話でした。
ありがとうございました!

            楽しい講話だったので長文となってしまいました。。。

文:副会長 高野憲治