松丸 靖 氏
本日の講話者は、倫理研究所、名誉研究員の松丸靖様。
倫理法人会名誉研究員とは、70歳以上の研究員の方を意味し、松丸様は今年で71歳。
昭和39年(46年前)に『新世』と言う倫理法人会発行の機関紙との出会いを機に今日に
至っておられます。
テーマ :『倫理(みち)を踏み誤ることなかれ』
1).世の中の仕組み(原理原則)を知る
1.わが身を取り巻く原理の存在
純粋倫理とは、「宇宙の哲理(大自然の法則)を人間生活に引き下げて、人、物、万象
を 対象として生まれた日常生活における正しい暮らし道、生活のすじ道」。「すべての
ものが、 すべての事柄が、一つの大きな力によって統べくくられていて、あたかも生き
もののよう につながりあってかかわっている」
2.倫理経営の推進
「経営者が純粋倫理と言う生活法則をよりどころに、手本に、リーダーとしての人間力
を高め、その力を土台にした経営」、純粋倫理に基づいた経営
2).繁栄への倫理の理解と実践
1.実践力の強化をはかる
①すぐやる ②小さなことに磨きをかける ③心を先行させる
④家庭の調和、夫婦愛和、 に取り組むこと
2. 繁栄の鍵をにぎる倫理
①きめごとを守る人になること ②親祖先を大切にする人になること
③夫婦仲の良い人になること ④恩意識を高める人になること
⑤天職に生き抜く人になること
3).繁栄する企業づくりを推進するために
1.実践は足元から
「よき企業人である前に、よき家庭人であれ、純情な人間であれ」まずは自己改革。
2.終始一貫が成功の秘訣
目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断固として善処する人、一度こうと目的を定め
たら、 終始一貫やってやってやりぬく人、これが世に言う成功者である。
文:兄後 智明