遠藤洋徳 氏




今回MSは、ご講話頂いた遠藤様をはじめ、水谷様、若林様の3名の方々に、はるばる三重県よりお越し頂きました。ありがとうございました。

〈会員スピーチ〉
桑名市倫理法人会 副会長  水谷支げ留(みずたにしげる)様
以前に癌の宣告を受け、入院されたそうですが倫理法人会の経験のおかげでショックは少なかったとの事です。むしろ逆境にも「自分への肥やし」の気持ちが持てたそうです。
 また病気になって(入院して)かえって良かったと思ったり、初めて見えてきた事もあったそうです。会社に危機感が出る事で、社員の意識が変わり、まとまりが出来、会社に帰ってきて間もない息子さんも社員に助けられ、お互いの絆が深まったとの事です。

〈講話〉
(社)倫理研究所法人スーパーバイザー  遠藤洋徳(えんどうひろのり)様
テーマ:幸福になるために「5S+2S」

毎朝、奥様が4:00に、ご自身は4:37に起床され、その後2人で正座して目を見合い挨拶をし、次に握手をされるそうです。毎朝それを必ずする事によって「無言の確認」が出来、前日けんかなどしても、わだかまりも消え、毎日新しいスタートが出来るそうです。「万人幸福の栞」も毎朝読まれておりそれにより意識が変わり「決断」そして「出会い」が出るとの事です。
講話のテーマの5S(清潔、整理、整頓、清掃、躾。)2S(鮮度、スピード。)ですが
これを社員全員が毎日実践することにより、ロスが無くなり!クレームが無くなり!効率が上がるそうです。普段から、「朝は準備が」「後片付けもきちんと」出来ており、会社はいつ誰がきても大丈夫な状態との事です。また食品だけでなく全ての仕事に「鮮度が必要」と考え、即・実践を心がけておられそうです。(すぐやる、必ずやる、出来るまでやる、ダメだと思ったらすぐやめる。)「クレーム」は相手からかかってくる前にこちらから聞かれるそうで。それにより件数(も時間も)が3分の1ですむそうです。
これらは全て「倫理」をやっているおかげで出来た発想だそうです。
なお講話後は朝食を取られながらMS参加者と懇談され、その後も調理場のお母さん方とも懇談されて行かれました。

文:松野克樹


【今日の朝ごはん】